非課税投資枠とは?

日本の非課税投資枠制度であるNISAの特徴を知ろう

2014年からスタートした非課税投資枠制度がNISAです。
毎年120万円まで非課税枠を設定できることが最大の特徴で、途中で売却しなければ最大5年間まで延長できます。つまり最大600万円まで枠を拡げることができるわけです。非課税対象となるのは、売買差益と配当金のふたつで、その額に上限はありません。たとえば100万円で購入した株が5倍になった時に売却すると、約80万円もの税金を浮かせられます。
NISA口座における毎年120万円の枠は使い切りとなっており、何度も口座内で売買することはできません。ですから、デイトレードを行ったら一瞬で利用不能となってしまいます。
以上ふたつの特徴から分かることは、NISA口座は長期保有に向いているということ。株を何度も売買しない人にとっては非常にメリットが大きいことが分かります。

非課税投資枠のメリットと注意点を知っておこう

NISAにおける非課税投資枠の唯一にして最大のメリットは、文字通り投資で得た利益に税が課せられないことです。また、上限が一切設けられていませんから、たとえば売買差益がどれだけ大きな額面になっても問題ありません。利益が大きくなればなるほど節税効果も大きくなることは非常に夢があります。
ただし、NISA口座においては損益通算が不可能という事実だけはしっかり理解しておきましょう。損益通算とは、利益を損失で相殺できる仕組みのこと。たとえば通常の証券口座で100万円の売却益が出たら約20万円の税金が発生しますが、この税金は他の株売買で生じた20万円の損失で相殺できます。ですがNISA口座ではこのようなテクニックが使えません。
損益通算ができない非課税投資枠を上手に使いこなすためには、損切りの決断を早くすることが大切です。損切りが苦手という人であれば、徹底的に持ち越してみるのも良いでしょう。非課税投資枠は最長5年間となっていますが、そのまま新規の枠に移管することで更に5年間ホールドができます。